それが、「農吉の基準」です。
農吉に野菜を出荷してくださっているのは、近隣のごくごく小さな農家さんから、中規模の農家さんまで、様々。
共通しているのは、顔の見える信頼関係のなかで出荷してくださっていること、
「良いものを作りたい」という真面目さ、やさしさです。
「今日は、売り場でお客さまがこんなふうに言ようちゃったよ(おっしゃっていたよ)」
「ほんまぁ、嬉しいねぇ、ほんならこれからも、もっと良いものを出さんといけんねぇ」
…そんなお話が、できる関係です。
出荷していただいた農産物は原則的に、出荷当日に個別発送します。
広島市内のスーパーや飲食店には、翌朝早朝、新鮮な状態で配達しています。
出荷者さんたちは、そんな農吉の思いに応え、「給食に使う野菜」を出荷してくださってきた農家さんたちです。
自分たちが食べる野菜を育てるついでに、少し多めに、地域の子どもたちに提供する野菜を育ててくださっていました。
見た目にきれいな野菜を作ることが目的ではないので、農薬や肥料は最小限にしか使わず、形は不格好なこともあります。
また、手間はかかるけれど、実際に食べておいしい品種を選ばれていることが多いです。
農吉で出荷をお願いしているのは、小規模農家さんであっても、中規模農家さんであっても、様々な工夫をしながら、農薬や化学肥料をできるだけ使わずに農業を営んでいらっしゃる農家さんです。
出荷農家さんには、出荷時に、生産に関するヒアリングを行って、すべての農産物について状況を確認しています。
その中で、広島県の慣行レベル(※)と比較して、農薬・化学肥料の使用量が「0%~50%未満」に当てはまらないものについては、出荷をご遠慮いただいています。
農吉で取り扱っている農産物は、特に「〇〇基準」や「〇〇認証」を謳ってはいません。
ですが、結果的にはどれも、広島県の特別栽培農産物の基準をクリアしています。
実態としては、不使用、または慣行レベルを大きく下回っているケースが大半です。
そして言うまでもありませんが、農吉が配送や「産直ネットショップ農吉」で販売している農産物と、保育所で子どもたちが食べている農産物は、同じものです。
出荷当日にお勧めの野菜を詰め合わせ、同日夕方には発送します。