13年目の大晦日(旧暦)にあたって
ぅわ~~~~んという泣き声が響き渡って、今年も鬼が来たかと思うわけです。
今日は節分。旧暦の大晦日。
しっかり泣いて邪気を追い払って、無病息災で行けますように。
子どもたちとの毎日も、今年で13年目。
当初、保育所がやりたいといろいろ駆け回っても、全然うまくいきませんでした。
それがある時、奇跡というようなことが連続して、庄原の地で夢が始まったのです。
諦めなければいいことがあるんだなぁと思ったものです。
きっかけは、予備校生との関わりでした。
なかなか打ち解けない生徒がいて、何とか話をしたくて、声をかけていました。
そしてある時、ゆっくりと話を聞くことができたのです。
その時の話が、乳幼児期の保護者や大人の関わりがどれだけ大事かということを教えてくれました。
その関わりが、後々まで尾を引くことを痛感したのですね。
それからは乳幼児期に関わって、少しでも同じような経験をしなくてもいいような、自分を素直に出せる保育がしたいな・・・と。
今、農吉の運営するふたつの保育所は、子どもたちにとって、第2の家庭になれるようがんばっています。
しっかり子どもの気持ちを受け止めること。
しっかりわんぱくできること。
安全安心でおいしい給食を、たらふく食べること。
子どもたちの自立と自律を進めるために。
そのために、どんどん新しい子ども中心の保育法に取り組んでいます。