野菜育ては子育てそのもの
化学肥料や農薬を使わないで野菜を育てていると
つくづく子育てとおなじだなと実感します。
種をまいて水をやる、
芽が出るまでは保水、保温に気を配る。
芽が出ても、苗がまだ小さいうちは低温や高温から守ってやる。
これが子どもだと2歳くらいまででしょうか。
そして苗がしっかりしてくると、水やりも控え
自分で根を張って水や養分を獲得する力を育てる。
しっかり観察して 野菜が自分で獲得ができるのか判断する。
まず 待つ。
先走って手を加えない。
これが大変なんです。
子どもだと特に4歳くらい
そして自力で育った野菜は腐らないのです。
腐る野菜というのは、それなりの理由があるのですね。
虫がつく野菜も同様です。
本当に健康な野菜はほとんど虫がつきません。
でも基本は、土ですね。
野菜の力を引き出してくれる微生物いっぱいの土です。
必要以上に肥料分が多くない土です。
子どもたちにとっては家庭ですね。
じっと待って受け止めてくれる家庭です。
あまり手をかけない家庭です。
わかっているんですが、なかなかできないですね。
そうなれるような心のゆとりが欲しい!
そう思って保育と農業に携わっています。