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ひげじいさんのブログ 農吉のこころ

野菜育ては子育てそのもの

化学肥料や農薬を使わないで野菜を育てていると

つくづく子育てとおなじだなと実感します。

種をまいて水をやる、

芽が出るまでは保水、保温に気を配る。

芽が出ても、苗がまだ小さいうちは低温や高温から守ってやる。

これが子どもだと2歳くらいまででしょうか。

そして苗がしっかりしてくると、水やりも控え

自分で根を張って水や養分を獲得する力を育てる。

しっかり観察して 野菜が自分で獲得ができるのか判断する。

まず 待つ。

先走って手を加えない。

これが大変なんです。

子どもだと特に4歳くらい

 

そして自力で育った野菜は腐らないのです。

腐る野菜というのは、それなりの理由があるのですね。

虫がつく野菜も同様です。

本当に健康な野菜はほとんど虫がつきません。

 

でも基本は、土ですね。

野菜の力を引き出してくれる微生物いっぱいの土です。

必要以上に肥料分が多くない土です。

子どもたちにとっては家庭ですね。

じっと待って受け止めてくれる家庭です。

あまり手をかけない家庭です。

 

わかっているんですが、なかなかできないですね。

そうなれるような心のゆとりが欲しい!

そう思って保育と農業に携わっています。

 

恐ろしい

3月も中旬。

例年より温かく、野菜の種まきに急かされるような気がします。

それにしても今年は恐ろしい。

冬に雪が降らなかったということは、野菜の天敵の虫がめっちゃ生きているということ。

普段は気温が低く、雪が積もっていると

適度に虫たちは減少しているのですが、それがそうはいかない。

昨年でさえ、200本の苗を植えた翌日、ほとんどが憎っくきヨトウムシに倒されていました。

泣く泣く追加の苗を注文して植えなおしたのを思いだします。

そして今年です。

納豆菌が効果がありそうなので、毎日培養して畑に入れています。

お願い!効いて!

祈るような気持ちです。

時々農薬を使えば楽だろうなと心が揺れます。

まあしかし、子どもたちにも食べてもらうのですから

頑張らないとと己を叱咤するのであります。

 

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