保育所の「育児担当制」
農吉のふたつの保育所(敷信みのり保育所・庄原保育所)では、どちらも「育児担当制」を取り入れていて、
乳児組の子どもたち(0歳~2歳児)一人ひとりに、特定の「担当の保育士」さんを決め、身の回りのことはこの「担当の保育士」さんがすべて行うようにしています。

そうすることで、子どもたちには、「保育所にいる間は、この『保育所のお母さん』が自分のことを見てくれているんだ」ということがはっきり分かるのですね。
ひとりの保育士は、複数の子どもたちを担当しますが、子どもたちはちゃんと「自分の順番を守る」のだそうです。
「保育所のお母さん」が、今は他の子どもの面倒を見ていたとしても、それは他の子の「順番」または、「その子が必要としている」からであって、自分の「順番」または「自分が必要とする」ときには、ちゃんと自分のことを見てくれる…ということが分かっているから、安心して待てる。
この「育児担当制」は、子どもたちの心身の安定に、とても大きな力になることが分かってきています。































































