
おなかのなかにおにがいる
お昼になって
5歳の男の子が
事務所でず~~~っと泣いてます
ママァ~~~って泣いてます
なだめても全然終わりません
これは困ったぞとみていると
保育士が何かささやいています
「おなかの中に鬼がいるっていう話しってる?」
以前 絵本でこの話をしていたのです
青い鬼はめんどくさがりの鬼
黄色い鬼は食いしんぼの鬼
桃色は泣き虫の鬼
赤い鬼はへそ曲がりの鬼 だそうです
「うん知ってる」
「ず~~~と泣いてるから桃色の鬼がおなかにいるかもしれないね」
「・・・」
保育士はトイレットペーパーの芯を持ってきて
聴診器の様におなかに当てます
「もしも~し お腹の中に桃色の鬼さんいますか?」
「あっ返事があった いるみたいよ」
「そろそろお昼寝に行こうと思うのですが まだお腹の中にいるのですか?」
すると鬼さんは
「寝ている子どものお腹は居心地が悪いので出ていこうかな」
「だって!」
「寝たら鬼さんが出ていくみたいだけどどうする?」
「じゃあ寝る」
と泣き止んでお昼寝に行きました
うまいもんだなぁ
花が枯れて
種が出来てるようです
みんなで集めています
ちょっと長い木の枝
あのねひげじいさん
これ鹿の角に似てない?
土が盛ってあると
掘りたくなるんですね
でも穴はちょっと・・・
一輪車にはまってます
ひとりだと難しくても
みんなでやれば
さくら組は
近くの神社へ
少しの間遊ばせてください
鬼ごっこが
始まるようです
みんな集まれ
一斉に
散っていきます
遊ぶには格好の斜面です
おいがんばれ!
友達の手を借りて
登っていきます
隠れてます
見えてるんだけどな
こっちも
隠れているんです
もっと奥に行った方がいいかな
お部屋組
絵本を持ってきては
読んで!