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ひげじいさんのブログ 農吉のこころ

【募集】新規就農者、農地貸出します。

「農業の後継者を育成したい。」

そんな想いから、(株)敷信村農吉が管理している農地を、無償で貸し出すことにしました。

【貸し出す物】
・農地約26アール
・ハウス4棟
・農機具

【条件】
・作った農産物を、(株)敷信村農吉に出荷できる人
・広島県の慣行レベル(※)と比較して、農薬・化学肥料の使用量が「0%~50%未満」で農産物を作ること
・失敗を恐れず、やる気があること

(※)慣行レベル…同じ地域で同種の農作物について、慣行的に行われている農薬の使用回数や、化学肥料の窒素成分量などを数値にしたもの。この慣行レベルに比較して、「節減対象農薬の使用回数が5割以下」かつ「化学肥料の窒素成分量が5割以下」であることを証明すると、「特別栽培農産物」と表示することができるようになります。 詳しくは、広島県のホームページhttps://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/84/tokusai.html

【費用】
・農地の貸し出し費用は無償です。
・水道代は自己負担でお願いします。

育てる農産物の品目は、問いません。

(株)敷信村農吉 農産事業部では、旬の農産物を出荷者さんから買い取らせていただき、広島市内の飲食店やこだわりスーパー、ネットショップで販売しています。

農業で独立したい方、道具やノウハウなど、可能なサポートをします。
上記の条件に見合った農産物は、農吉で買い取ります。
ぜひ、チャレンジしてみてください。

ひげじいさん(中岡社長)の面談あります。
興味のある方は、(株)敷信村農吉へご連絡ください。
電話:0824-72-2062 (本社:平日9:00~17:00)

ーーー

*地域外から希望される方へ。
庄原・三次への移住も大歓迎です。
住居探し等はご自身で行っていただきますが、庄原市では空き家バンクや、各地域(自治振興区)空き家調査等を独自で取り組みもあり、行政や地域と繋ぐことはできます。
ぜひ一度、ご相談ください。

草が生える

梅雨に入ったみたいです。

3週間も早いとか。

いいような悪いような。

 

農業をしていると、この雨もいろいろに感じられます。

この時期は、田植えや野菜の植え付けがあることから

あめ雨フレフレです。

天気が続いて水やりに追われることを思うと

本当にありがたい。

特にニンジンの種をまいた後はお願いだから降って・・・と祈っています。

 

でもずっと続くと病気が心配ですし成長も。

ほどほどがなんにしてもいいのですが・・・。

そんなに都合よくいかないのが常。

 

最も嫌なのは

草が猛烈に伸びることです。

畑や田んぼの周りの草刈りは、もうほとんど修行です。

刈っても刈ってもいっこうに終わる感じがしません。

梅雨の時期は植物が伸びるのに絶好ですからね。

困ったもんだ。

 

でもいいこともあります。

草刈りシーズンは、必然的に体重が落ちます。

昨年は63キロあった体重が57キロまで落ちました。

おかげで着ることができなかった洋服がすっと入った。

この状態を維持しようとモチベーションが上がります。

それがいいかな。

 

 

赤とんぼが飛んでいる田んぼはいい田んぼか

長かった猛暑日がなくなり、やっと秋めいてきました。

回りの田んぼでは稲刈りが進んでいます。

この時期、田んぼでよく赤とんぼを見かけていましたが

今年はあまり見ていません。

これも気候変動の影響でしょうか。

 

この夏は気温が高すぎて

野菜作りの名人でもお手上げの状態でした。

通常なら8月から始まる秋冬野菜の種まきも

気温の高さからなかなかそのタイミングが見つかりません。

早く本来の秋になってくれことを待っています。

 

ところで問題です。

この時期田んぼの上をたくさんの赤とんぼが飛んでいることがあります。

さてその田んぼはいい田んぼでしょうか。

こう訊けば、えっ良くはないのってなりますね。

そうなのです。

良くないのです。

何故赤とんぼは集まってくるのでしょう。

それは餌があるからです。

虫というおいしい餌あるからです。

その虫がたくさんいるから赤とんぼが集まってくるのです。

虫がたくさんいる田んぼは、虫が大好きなものがあるということですね。

それはイネにとってはよくないのですね。

楽しくて鍛えられる保育所で働きませんか

農吉は2か所の保育所を運営しています。

最初の保育所を始めたのが14年前。

子どもたちが自分をしっかり出せるようになったらいいなと

あれこれ迷いながら保育をしてきました。

そして今やっているのが乳児の育児担当制と幼児の異年齢保育。

それぞれ5年目と4年目になります。

やる前とやった後は子どもたちの様子は全然変わりました。

 

育児担当制は、食べる、寝る、着替える、排せつに行く等の育児について

担当する保育士だけがこれを行います。

するとそれまでより保育士との愛着関係が密になり

格段に落ち着きが出てきました。

よくある噛みつきやひっかきが激減しました

育児以外の遊びについては全員で見守ります。

その際は、安全確保を優先しながら

できるだけ手を出さずに、思い切り遊べる環境設定に力を入れます。

 

異年齢保育は、3歳から6歳までの子どもたちがいくつかのクラスに分かれて

活動をしていきます。

朝登所すると荷物を所定の場所に置いてすぐに遊びに入っていきます。

以前は朝の会をしていましたが今はしません。

子どもたちの遊びのリズムを壊さないよう流れるように心がけています。

何の遊びをどこでするかは子どもたちが自分で決めます。

保育士は、様々な遊びができるように事前に準備をし

あとは基本的には何もしません。

一人一人の行動を観察しながら必要に応じて最小限の関わりを持ちます。

すると、以前に比べて遊びに没頭する姿が頻繁にみられるようになりました。

遊びを終えて食事に入るときも、いつ食べるかは自分で決めます。

11時半から13時までの間で、遊びやおなかの具合と相談して決めます。

一斉にというのはありません。

食べる量も自分で決めます

こうしたことを繰り返していると、子どもたちは自分で考え自分で決定し行動するようになります。

保育士が指示を出すことはほとんどありません。

 

私たちの保育所では、子どもたちの自立と自律が保育目標です。

以前は保育士の大きな声が聞こえていましたが

今はほとんど聞こえません。

大きな声を出す必要がなくなったのです。

外から見学に来られると、保育士は何もしていないように見えて

大丈夫なのかなと思われるようですが

自立した子どもの姿を見られると納得されるようです。

しかし当然ですが、何もしていないわけがありません。

子どもたちが自立して動けるように、事前の環境設定をしっかりしているのです。

うかうかしていると子どもたちからおしかりを受けます。

子どもたちが保育士を動かすのです。

だから鍛えられますよ。

でも楽しいのです。

こんな楽しい保育所で一緒に働きませんか。

 

 

 

 

田舎暮らし決まりました

以前このブログで案内しておりました

「田舎暮らし始めませんか」に

応募があり決まりました。

バンザ~イ

嬉しいですね。

 

ずっと農業を若い人にしてほしいと思っていました。

家族で農業を楽しんでほしいと思っていました。

その考えに賛同してきてくれるようです。

自然との共生はそう簡単なものではありません。

しかし、様々な困難を自然からのサインだと考えて

だから私たちは何をしたらいいのか

考えるチャンスをいただけます。

知恵を付けるチャンスです。

これが楽しい。

 

農業を単に生活の手段と考えると

あまり面白くありません。

農業を核としていろいろな暮らし方

地域との関わり

昔ながらの習慣

そして行事。

それらは必然があって続いてきています。

それを楽しむ気持ちがあると風景が変わって見えるかもしれません。

それらを一緒に楽しみたいですね。

教育って

educateのもともとの意味は「引き出す」だそうです。

日本では教育すると訳され、

教え導くことの意味合いでとらえられているのでしょう。

 

現在の学校教育は、

決められたカリキュラムに沿って

それを消化することに重点が置かれているように見えます。

本来の「引き出す」に重点が置かれていれば

学校の授業では満たされない子やついていけない子にも

満足感が得られるものになるのではないでしょうか。

 

そのためには、特に小学校において

授業の時間数を減らすことが大切だと思います。

今の学校は、先生にとっても生徒にとっても

楽しいと感じられるものではないですね。

授業時間数が減らされれば、

成績が伸びないと誤解している人がいます。

日本より授業時間数が少なくても、

成績の良い国はいくらでもあります。

 

子どもは大人が思っているよりも

はるかに能力が高いと思いませんか。

保育所で子どもたちを見ていると

年齢にかかわらずipadを使ったり文字を覚えたり

驚かされることがたくさんあります。

もっと子どもたちを信じ、任せてやれば

きっと今よりも楽しくて力がつく学校になると思うんですけどね。

 

 

 

 

 

 

自然が教えてくれるもの

百姓をしていると、

実にいろいろなことが起こって

悩まされながら進歩しています。

 

野菜作りを始めたのは67歳の時。

農業に従事する方々が高齢化する中で(自分はまだ高齢者ではない・・・と)

このままでは地域の農業が廃れてしまうという危機感からでした。

まず自分が体験して何が問題なのか探ってみようという好奇心。

 

初めは機械の使い方。

種まきや定植のタイミング。

途中の手入れの仕方。

収穫のタイミング。

 

やり始めたころは草との戦いに疲れたり

虫や病気に怒りを感じたり、

収穫したものにがっかりしたり。

どっちかというとネガティブシンキング。

それでも続けていると、

だんだん悟りの境地になるのですよ。

 

そうかイノシシが来るというのはミミズが多いからだな。

だとすると水分管理が大事だな。

虫が来るということはちょっと窒素分が多いのかな。

炭素資材を多めに入れるかなといったたぐい。

 

起こっていることは自分のためという考えに

だんだん近づいていけるようになりました。

成長したなと感動を覚えております。

80まではいけるかな。

 

田舎暮らししませんか

私は今、結構大胆な挑戦をしております。

畑を7反、田んぼを2町5反。

やったことがない人はわからないかもしれません。

普通は無理!と言われるようなチャレンジです。

これを一人でやっているのです。

と言っても、田んぼは荒起こしや代掻き、田植え、稲刈りは

地域の営農集団にお願いしています。

しかし、それでも草刈や水管理は結構大変です。

イノシシ君やモグラ君と格闘の日々です。

 

で、70歳過ぎてなぜ頑張っているかというと

家族で百姓をしながら田舎暮らしをしたいと思う人を探しているのです。

農業は、やり方によっては十分収入を得ることも可能ですが

私は農業を楽しみながら家族でそこそこの田舎暮らしをしたいという方に

ぜひ来てほしいと思っています。

そのために70歳の私がある程度できるのなら

意欲のある人ならきっとできるだろうと

まず自分で体験してみようとやっているのです。

 

今は農薬、化学肥料を使わず堆肥も使っていません。

炭素循環農法を中心に据えながら、色々な人の知恵をいただき

失敗しながら農業をしています。

現在畑は30メートルハウスが4棟、露地が5反。

管理機2台、昔ながらの耕運機1台、畝立て機1台、ハンマーモア1台、

自走式草刈り機1台、草刈り機1台などがそろっています。

これで大抵のことはできます。

 

住居は、築50年くらいの農家を一部フローリングにしたり洋式トイレを

設置したりして改装し、いつでもすぐに住めるように準備しています。

 

これらをすべてお貸しします。

条件等は、お会いして双方の合意のできるものを探したいと思います。

当然無理な条件等ではありません。

 

私は、農家の長男だったので田んぼのことは少しわかるのですが

畑は全くやったことがありませんでした。

でもやってみると、これが奥が深くて面白い。

様々な自然との闘いがあるのですが

自分に起こることはすべて必要なことと受け止めると

結構面白いです。

ただ、初めから農業だけで食べていこうとすると

ちょっとしんどいかもしれませんから

現金収入を得る方法も考えておいた方がいいかもしれません。

 

農業をするうえで栽培はもちろん大変なのですが

それ以上に大変なのが販路です。

弊社では野菜の販売もしており、そのルートを使えば

一般の市場に出すよりも高く売ることができます。

こうしたことを利用し、徐々に力を付けて

自立農家になっていってほしいと思っています。

 

田舎は何もないと思う人がいるようですが

考え方ひとつでとても楽しくやれるような気がします。

やってみようかなと思う方がおられたら

ぜひ会社宛てにご連絡をください。

 

 

 

 

共生とは言うものの

共生とは言うもののはてどうしたものやら。

3月26日に畑にゴボウの種を蒔いたのです。

元気に育てよと水をやって発芽を楽しみにしていました。

それが・・・

3日目にイノシシがその上で運動会をしていました。

イノシシも数が増えて生存競争が激しくなっているのでしょうが

それでもねえ、多少は遠慮してくれてもと思うのであります。

生態系が乱れているのでしょうね。

電柵をしても囲いをしても効果がない時は

一体どうしたらいいんだろう。

まあとりあえず、そんなことにめげずに次の種を蒔こう。

 

もう一度、別のところにまき直しました。

まだ1センチにもなっていません。

でも芽が出ました。

 

 

荒らされたところを

もう一度整地しなおして、

さて何を植えたものかとふと目をやると、

なんとゴボウ

生きてたんですね。

まあ当たり前なのですが。

しかし、ぐちゃぐちゃにされた後なので

好き勝手に生えています。

どうしようかなと考えた末

せっかく生き延びてくれたんだから

そのままにしようと育てることにしました。

 

畝の端っこや

あちこちに双葉が。

どうなるかな。

 

 

 

ブロッコリーも

定植を終わりました。

いい感じだなと思っていたら

 

 

またイノシシにやられました。

腹が立つやら

どうしたらいいんだろうと

ちょっと途方にくれます。

 

 

 

ハウスの中は

トマトが順調です。

これで気を取り直そう。

 

 

露地では野菜が作りづらくなってきました。

共生とは言うものの

どうしたものかと考える昨今です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野菜育ては子育てそのもの

化学肥料や農薬を使わないで野菜を育てていると

つくづく子育てとおなじだなと実感します。

種をまいて水をやる、

芽が出るまでは保水、保温に気を配る。

芽が出ても、苗がまだ小さいうちは低温や高温から守ってやる。

これが子どもだと2歳くらいまででしょうか。

そして苗がしっかりしてくると、水やりも控え

自分で根を張って水や養分を獲得する力を育てる。

しっかり観察して 野菜が自分で獲得ができるのか判断する。

まず 待つ。

先走って手を加えない。

これが大変なんです。

子どもだと特に4歳くらい

 

そして自力で育った野菜は腐らないのです。

腐る野菜というのは、それなりの理由があるのですね。

虫がつく野菜も同様です。

本当に健康な野菜はほとんど虫がつきません。

 

でも基本は、土ですね。

野菜の力を引き出してくれる微生物いっぱいの土です。

必要以上に肥料分が多くない土です。

子どもたちにとっては家庭ですね。

じっと待って受け止めてくれる家庭です。

あまり手をかけない家庭です。

 

わかっているんですが、なかなかできないですね。

そうなれるような心のゆとりが欲しい!

そう思って保育と農業に携わっています。

 

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