
意見をいう権利
先日幼児と小学生が参加するプログラムに行ってきました
子どもたちは自分の興味や関心に基づいて
用意されたプロジェクトの中から参加したいものを選びます
そしてこれから何をどのように行うかを
大人も参加して話し合います
あるプロジェクトでは
竹を使って何かを作ろうととなって
話し合いがもたれました
その中でいくつかのアイデアが出され
どれをしようかという決定をすることになりました
多数決を取って決めるのですが
1回目はある計画が5票 ほかに3つの計画が1票ずつでした
通常だとこれで決定なのですが
1票しかなかった子にそれぞれ
なぜこれがしたいかをもう一度意見表明してもらったのです
それを聞いていた5票の子が
それじゃあこうしたらその意見も生きるよと
提案してくれました
少数意見を受け止め
そして全会一致で新しくやることを決めました
少数意見も丁寧に聞くことで
新しい考えが生まれ 新しいものが創造される瞬間でした
このようにゆっくり子どもの考えを受け止めるという機会が
少なくなってきています
大人が大人の都合で決定へのプロセスに誘導したり
一見突拍子もない考えを無視したり
そんなことがいたるところで増えています
1990年に国連で発効した児童の権利条約には
子どもが意見を表明する権利が認められ
1994年には日本も批准しています
ちゃんと子どもの意見を受け止めることが大切だと思うのですが
ドアの向こうに
誰がいるんだろ
見ているねぇ
スイス生まれのビリボという
おしりがスポッと入る遊具
バランスとるのが難しいよね
何やら話しています
会話が成立しているのか
あうんの呼吸のようです
枝垂桜に群がって
何やらやってます
サクランボ取ってるんだ
園庭のスナップエンドウ
そろそろ大きくなってるよ
給食で食べるようです
さっきから
ずっと砂を盛って
段々山が大きくなってきます
一つ一つが温泉なんだそうで
順番に入らないといけないって
指示をいただきました
アリがね
お仕事してる
えっ 捕まえるの?
砂の中に
宝石が隠れているのです
見つけるの大変なんです
桜の幹に
ゼリー状のものが
何じゃろ気持ち悪い
登ったぞぉ~
見える?
ハハハハ・・・