いいこと発見
ランチルームで遊んでいる年長児さんのアイデアと意欲に感動した1つのエピソードを紹介します。
「なかにはいってるポンポン、 まさつでとれるかな~?」
保「摩擦って知ってる?」
「うん、なんかがでてきてくっつくんよ」(摩擦を知っていたようです)
(マヨネーズ容器の中に入っている丸いポンポンが取れない。あやとりの毛糸を容器の口から垂らして摩擦でくっつくのをまっている)
「うーん、くっつかないなあ?」
「こうしたらどう?」
「とれんね~」
「あっ!ひっかかった」
(容器を横にする。あやとりの毛糸でポンポンがひっかかるのを発見。引っ張ってみる。)
「うわ~、のぞいた!」
「でも、なかなかとれんね」
(容器の口まで出てきたけど、指先でつかもうとすると引っ込んでしまったり、なかなか難しい。)
「はしではさんでみる?」
(ままごとのはし、トングを使って取り出そうと工夫する)
スポーン!
「とれたー!」
(やっとこさ出てきてほっとした表情。その後も1個ずつ協力しながら取り出していました)
「やったー!」
「ぜーんぶでたよ♡」
(6個あったポンポンを最後まであきらめずに出しきりました。すごい!)
容器の口が狭くて、なかなかスムーズには取り出せなかったのですが友だちと知恵を出し合い、最後の1つまで出しきった時の笑顔がとても素敵でした。遊びの中でいろいろな力が育ってきていますね。